一息つく度に自分の薬指を見てはニヤケる。 そんな傍から見れば馬鹿みたいな行為に、堪らなく幸せを感じた。 あの日からタンマツの待受けは笑顔で指輪を向ける美咲になった。指輪を買う上で参考になったので淡島副長には一応、礼を言ってついでに加茂にも言…
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